壁紙の魅力~アクセントクロスを選ぶヒント①

インテリアを印象付ける壁紙。壁紙の使い方ひとつで空間がグッと変わります。プリント技術も飛躍的に向上し、多種多様になった壁紙だけあって、新築の仕様選びの際、たくさんのメーカーの見本帳の中から選ぶのに、最もセレクトに悩むアイテムではないでしょうか。今回はその壁紙の選び方について、まずはアクセントクロスにしぼってそのヒントをご紹介していきます。

高松市新築分譲住宅のリビングアクセントクロス

コーディネーターの私がアクセントクロスを選ぶ際にまず考えるのは、「アクセントクロスを使う場所」です。せっかくの素敵な壁紙も使う場所を間違えるとその魅力が半減します。新築住宅の場合、暮らしの中の動線で目が行く場所を想像して、ここにアクセントがあったら素敵だな!という場所を見つけます。

高松市新築分譲住宅のリビングアクセントクロス

アクセントクロスは文字通りアクセントになる場所、その空間を印象付ける(強調する)場所になるので、リビングであれば基本的にはテレビを置く壁になるでしょうか。「フォーカルポイント」という言葉があります。「注視点」、「目を引く点」の意味です。その「フォーカルポイント」にアクセントクロスを使うということになります。リビングは日常の中で家族とともに長い時間を過ごす場所なので、アクセントクロスでも飽きの来ない色味を抑えたものを選ぶのがおすすめです。石目やタイル、塗り壁、テキスタイルのような素材感のあるものが最近のトレンドです。

高松市新築分譲住宅のリビングアクセントクロス

できることなら、素材感のあるクロスを引き立てるために、間接照明やスポットライトなどの光を照らせてみましょう。その陰影が際立ち、よりクロスがきれいに見えます。

高松市新築分譲住宅のリビングアクセントクロス

上の写真のようにキッチン裏のダイニング壁をフォーカルポイントとしても空間が引き締まります。実際にタイルを張るより経済的にも施工的にも楽に済むのがクロスのメリットでもあります。

高松市新築分譲住宅のリビングアクセントクロス

アクセントクロスは壁だけに貼るものでもありません。天井一面に貼ることで空間のイメージが一転し、カフェのような空間に。自然志向の高まりから木目調のクロスも人気でカラーや木目のバリエーションが増えました。

勾配天井の吹抜のリビング。カリフォルニアスタイルをイメージして白いペイント調の木目クロスを貼っています。このような大面積の壁に貼るクロスはインテリアのテイストを大きく左右します。見本帳にある小さいサンプルだけで判断するのではなく、できるだけ大きなサンプルをとって確認しましょう。

高松市新築分譲住宅のアクセントクロス

これまで主にLDKのアクセントクロスについてお話してきましたが、番外編として上の写真のような吹抜の階段ホールに貼ってみるのもアイデアです。固定観念にとらわれず、自由な発想で壁紙を楽しみながら選んでくださいね。

今回ご紹介したのは、LDKや階段ホールなど、住まいの中でもパブリックな空間の壁紙。家族みんなが使用し、来客の目にも触れるパブリックな空間のアクセントクロスは、大柄のパターンやはっきりした色味のクロスよりも、素材感を活かした柄や、落ち着いたイメージの遠目にみて無地にみえるのような柄のものがおすすめです。

次回は、もっと個性的な壁紙をご紹介したいと思います。お楽しみに☆彡

設計・インテリアコーディネーター F・A